
昭和の落語名人・古今亭志ん生師匠のご長女の美濃部美津子さんは、「『芸人は死んじゃうと 芸ごと持ってかれちゃうんですよ!』。それが悔しくて悲しくてしょうがない。死んだ後で“いい噺家だった”」なんて思い出になったところで意味がない。どんだけ時を経ても、沢山ね人に聞いてもらえて、なんぼですよ。だからこそ、志ん生にしろ馬生、志ん朝にしろ、落語界で昭和と平成を彩った噺家のことを、どんな形であれ、残して行くことが家族の務めだと思っているんです」。と常々語られていました。
そんな思いから書かれた著書が、落語に生きた志ん生一家の物語「おしまいの噺」です。当店にて発売中。その他に志ん生親子のグッズを取り揃えています。全国で当店のみの取り扱いです。
写真は、そんな美津子姉さんの思いから始めた店「多満留(TAMARU)」です。